こんにちは!
勤務医の楠本です。
今回は世界でみた歯科の歴史についてお話ししていきます。
紀元前450年ごろの古代エジプトでは、歯科医療は医師によって行なわれていました。
古代のヨーロッパでは、歯科治療の基本は抜歯が中心となっており、屋外で「香具師(やし)」による抜歯が行なわれていたそうです。一方で、修道僧の髭剃りを担当していた床屋職人は、やがて手術を手伝うようになり、歯科的手術にも関わるようになります。
また、近代歯学の祖といわれるパリのピエール・フォーシャルは、1723年(享保8年)に歯科治療に関する著名な論文を発表。そして19世紀に入るとアメリカでほぼ現代に近い歯科医療が始まったといわれます。
こういった、歴史については学校では習わなかったので今回調べてみて、とても興味深ったです。
また、面白いお話しなどありましたら掲載していきます!