勤務医の楠本です。
最近、朝晩と寒くなってきましたね!
寒くなってくると筋肉の強張りによって顎が痛くなることはありませんか?
今日は簡単にですが顎関節症についてお話しさせて頂きます。
顎関節症にはいくつかの分類があり、筋肉障害、組織障害、骨の変形による障害、精神的による障害などが主にあげられます。
主に私達は、薬物療法やマウスピース・スプリント療法を用いて治療していますが、ご自身でも出来るマッサージ療法というものもあります。
上下の歯を噛み締めると顎の辺りの筋肉が盛り上がると思いますが、そこには咬筋と呼ばれる筋肉がありまして、そこを指でマッサージしてあげます。
また、同じように噛み締めると頭の横の部分
も動いているのが分かると思います。
ここには側頭筋と呼ばれる筋肉がありまして、ここも掌でマッサージしてあげます。
これがマッサージ療法です。
顎が痛くなった際は、試してみてください。
少しは辛さが緩和するかと思います。
それでも、あまり改善がみられないようでしたら、お気軽ご連絡ください。