骨の移植によるインプラント治療(再生医療)

骨が不足している場合にも、インプラント治療は可能です

骨の量とインプラント

診察インプラント治療では、顎の骨に人工の歯根であるインプラント体を埋入するため、噛んだ時に人工歯根を支えることができるだけの骨の強さが必要になります。顎の骨は、歯根から伝わってくる噛む際の力に刺激を受けて骨を作り替えています。そのため、歯が抜けて時間が経過すると刺激がなくなって顎の骨が溶かされて骨量が減っていきます。
他院で「骨量が不十分でインプラント治療はできません」と言われてしまった場合でも、当院では骨造成などの高度な治療を行うことでインプラント治療が可能になるケースがよくあります。状態や部位によっていくつかの手法があり、適切な治療法を行って骨の量を増やすことで安全にインプラント埋入手術を受けていただけます。あきらめていた方も、1度ご相談ください。

☆当院では入間で唯一の再生医療認定医として厚生労働省から許可されています。

骨の量を増やすために

当院では、「ソケットリフト」「サイナスリフト」「GBR」という3種類の骨を増やす治療を行っており、歯科用CTで立体的に骨の状態を確認して最適な手法を選んで行っています。

ソケットリフト/サイナスリフト

上顎の奥歯部分は、副鼻腔である上顎洞に隣接しているため、骨の厚みが足りないと上顎洞に突き抜けてしまい、感染症などを起こす原因になってしまいます。ソケットリフトとサイナスリフトは上顎にインプラント体を埋入する際に骨量不足を補う手法です。サイナスリフトはより骨の量が少ない場合に行われます。

ソケットリフト

少しだけ骨の量を補う必要がある際に用いられます。インプラントを埋入する穴から上顎洞の底部を持ち上げて、その場所で再生療法や骨移植を行って骨の量を増やします。傷口が小さく治療期間も約4ヶ月と短いのですが、多くの骨を再生させる必要がある場合には行えません。

サイナスリフト

骨の高さが4mm以下しかない場合にはソケットリフトができませんので、サイナスリフトが必要になります。インプラント埋入とは違う小さな穴を開け、そこに骨補填材を填入して骨を増やしていきます。骨が増えて安定するまでに半年弱かかり、インプラント埋入は骨が増加したことを確認してから行います。

GBR(Guided Tissue Regeneration)

骨の量が少ないため、骨の幅や固さが不足している際に用います。骨組織誘導再生法と呼ばれる手法で、メンブレンという骨の再生を促す特殊な膜を使って骨量を増やします。
骨は代謝作用によって欠損部分を再生しますが、歯肉は骨よりも再生スピードが早いので骨の欠損した空間が歯肉でおおわれてしまうことがあります。そのため、メンブレンで歯肉の侵入を避けて骨が再生される空間を確保した上で、中に骨補填材を填入して骨再生を促します。骨の再生スピードは個人差がありますが、平均して数ヶ月で再生されます。
メンブレンや骨補填材は、滅菌された工場で合成された安全な素材です。当院では厚生労働省の認可を得た製品を使用していますので、ご安心ください。

骨の状態を精密に把握することがインプラント治療の基礎

骨の状態を精密に把握することがインプラント治療の基礎顎の骨は入り組んだ形をしており、内部には血管や神経が通っています。また、上顎は鼻腔とつながる副鼻腔がすぐ近くにあります。そのため、インプラント体を安全に埋入するためには、顎の骨の立体的な状態を精密に把握した上で正確に診断することが基礎になります。当院では歯科用CTや3Dシミュレーションソフトを使うことで、インプラント体を安全に、正確に埋入できるようにしています。

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