歯を失ったときの治療

3種類の選択肢

むし歯や歯周病、そしてケガでも歯を失うことがあります。歯は1本でもなくなってしまうと顔に大きな違和感が現れますが、全身の健康にもさまざまな影響を及ぼします。うまく噛めなくなれば消化器の負担が大きくなります。抜けていない片側ばかりで噛むようになると表情筋がアンバランスになって顔がゆがみますし、身体で一番大きな関節である顎関節もバランスを失って慢性的な肩こりや頭痛などにつながりやすくなります。
失ってしまった歯を補うにはインプラント・入れ歯・ブリッジの3つの選択肢しかありませんが、当院ではこのすべての選択肢から選ぶことが可能です。治療では精密にかみ合わせを調整することで、美しさと機能を取り戻し、残された歯への負担をできるだけ抑えています。患者さまのお考えやライフスタイルに合わせた最適な治療法を選んでいただけるよう、わかりやすくご説明し、アドバイスをさしあげています。

インプラント

インプラント

メリット
  • 天然歯のように噛めるので食事を美味しく感じられます。
  • 食べたり話したりするときの違和感や発音が不明瞭になることがありません。
  • 他の歯へ負担をかけません。
  • 透明感のある白さなど天然歯に近い見た目を再現できます。
  • 顎の骨に力が伝わるため、顎の骨が痩せにくくなっています。
デメリット
  • 抜歯と同程度の外科手術が必要になります。
  • 持病や体質などにより、受けられないことがあります。
  • 治療費用が高額になります。
  • 入れ歯やブリッジに比べて治療期間が長くなります。
インプラントのリスク

抜歯と同程度ですが、インプラント治療では手術を行いますので、当然リスクがあります。
ただしこのリスクはCT撮影やそれによる正確な診断と治療計画の立案、そして経験豊富な歯科医師による治療で大きく軽減することができます。
当院の院長は国際インプラント学会認定医であり、これまで20年以上のインプラント治療を通じて神経麻痺などの失敗例を1度も経験していません。歯科用CTを導入してクオリティの高いインプラント治療を行うことで、患者さまのリスクを最小限に抑え、常に高い技術を維持・向上させてご信頼にお応えしています。

入れ歯

入れ歯

メリット
  • 簡単に治療を受けることができ、治療期間も短くすみます。
  • 残された歯をほとんど削らないで治療できます。
  • 外して手入れできるので、お口の中を清潔に保ちやすくなっています。
デメリット
  • 慣れてきても違和感や異物感が残る場合があります。
  • 噛んだ時に痛みが起こることがあります。
  • 固いもの、粘着力があるものをうまく噛めなくなることがあります。
  • 見た目ですぐに入れ歯だとわかってしまうことがあります。
  • 発音が不明瞭になることがあります。
  • ズレや外れが起こることがあります。
  • 抜けた歯を支えていた顎の骨が痩せていく可能性があります。
  • 食べ物の味が分からなくなることがあります。
  • 食事が美味しく感じられなくなるので外食を控える方もいます。

ブリッジ

ブリッジ

メリット
  • 固定式なので、違和感が少なくなっています。
  • ほとんどのものをきちんと噛めます。
  • 自費診療の素材には自然な見た目のものがあります。
デメリット
  • 固定するために両隣の歯を削る必要があります。
  • 歯肉との隙間から空気が漏れ、発音が不明瞭になることがあります。
  • 削った両隣の歯は虫歯になる可能性が少しあります。
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