歯周病が全身疾患に悪影響を及ぼしているのは、今では常識となっております。
脳梗塞、心臓病、糖尿病など、いろいろあります。
10年以上前、確かNew York Timesだと思うのですが、
floss or dieという衝撃的な記事が出ました。
フロスをしますかそれとも死にますかという記事です。
するにしっかり口の中を綺麗にしないと寿命を縮めますよということです。
以前より歯周病が妊婦さんにも悪影響を及ぼすことは知られていました。
例えば、重度歯周病の患者さんは、低体重児出産のリスクが2.3倍になる。
また、早産のリスクが4.28倍になるなどです。
歯周病の存在が妊娠を遅らせるという論文もあります。
30代の女性が、流産をしてしまいなかなか妊娠されなくて、
いろいろ試しましたが、人工授精も5回だめで、
体外受精しかないなと思ってたら、自然妊娠をしたそうです。
よくよく聞いてみると人工授精のあとで歯周病がひどかったその女性は
歯周病治療を行って後に妊娠したようです。
その女性の担当産婦人科医師は、歯周病治療が
自然妊娠につながったのではないかとお話ししておりました。
いろいろ考えてみても、歯周病のある人が妊娠しにくいケースは
あるのではいかと思います。
妊娠しにくい女性の方、歯周病治療も妊娠の早道かもしれません
今日の自分よりも、明日の自分の方が進歩できるように今日もベストを尽くします
初めてあいり歯科クリニックに来られる患者さんで、痛みがない人は、余裕を持って予約を取ることをお勧め致します。