月、火はお休みさせていただき申し訳ありませんでした。
おかげさまで、無事に父の49日法要も終わりました。
父がいつも身に着けていた腕時計を形見としていただいてきました。
腕時計を持っていなくて、いつかほしいと考えていましたので、
一番欲しいものをいただけて嬉しかったです。
たぶん他の兄弟も欲しかったのに譲ってくれたのだと思います。感謝です。
他には分骨をして、自宅に持ってくることが出来ました。
これでいつも父を身近に感じることができます。
父には、歯科大学にも入れていただいたのに、歯科治療をしてあげることができませんでした。
私が大学を卒業した時には、父には一本の歯もなく
実家が青森で遠いため、入れ歯を作ってあげることもできず
何一つ親孝行ができませんでした。
本当に申し訳ないことをしました。
前にも書きましたが、私は4人兄弟で、私は埼玉の歯科大学
兄と妹は東京の私立大学、姉は青森の私立大学でみんな一人暮らし。
これだけでもお金が相当かかっているのに
高校は地元の高校でしたが、田舎すぎて家から通えなかったため
兄弟4人とも、下宿をして自炊をしておりました。
中学を卒業してから、みんな一人暮らしをしていました。
その莫大なお金を、先生をしていた両親の給料で賄ってきました。
両親は将来お金を使うことを想像して、貯蓄をしていたので
本当にお金を使わずに貧しい生活をしておりました。
私は両親から今まで、誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント、
お年玉などをもらったことがありません。それが私の日常でした。
今まで、友人やスタッフと貧乏話をして、
私より貧乏な生活をしていた人に出会ったことがありません。
本当に私たちの生活のために贅沢はせず、切り詰めた生活をしていました。
でも両親からは、あふれるくらいいっぱいの愛情をもらいました。
世界中には尊敬できる人がいっぱいいて、
その人たちから比べると、とても尊敬できる父親ではありませんでしたが、
いくら感謝してもしきれない父親だったと思います。
両親の愛情は大きすぎて到底返すことが出来ないので、
自分の子供に返すんだと考えて、大した親孝行をしてきませんでしたが
いまさらながら何もしてあげれなかった父親に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
皆様も後悔しないように、大切な人を大切にしてあげてください。